敷金が返還されなかった具体的なケースとは

敷金が返還されなかったケース

 

入居時から、室内は汚れていたのに、退去時に室内の汚れがひどいのでハウスクリーニング代がかさむため、敷金だけでは賄えないという理由で、敷金を返還してもらうどころか、追加料金を請求されたというケースがあります。

 

このような事態を防ぐためには、入居時に壁のシミなど室内の汚れを、貸主と一緒に確認し、写真を撮っておくことが有効な方法です。

 

また、もともと破損していた換気扇や、浴室の設備などに関して、入居中に破損したものとして、原状回復を要求されたというような事例もあります。

 

床についた傷や、換気扇など付帯設備の不良なども、全て、貸主立会いのもとで確認しましょう。

 

ペット可であったはずなのに、退去時にペットの消臭作業と室内清掃が、ペットを飼っていない人に比べて、多くかかるので敷金は変換できないと言われるケースがあります。

 

このようなことを避けるためには、契約時に、ペットを飼うことは可能であるが、ペットを飼っていた場合には、退去時に費用が発生しますという項目があるかどうかを確認しておきましょう。

 

ペットがいても、室内を清潔に保ち、ペット用トイレをまめに清掃していれば、消臭作業や特別なハウスクリーニングが必要ないはずです。

 

反対に、だらしない飼い方をしていれば、原状回復に高額な費用が発生するのも当然です。

 

ペットを飼っているだけで、退去時に特別な費用がかかるのか、清潔に飼っていれば特別な費用は掛からないのかという細かい条件を確認しましょう。

 

畳の張り替え、壁紙の張り替え、家具が置いてあった場所のじゅうたんのへこみの修理などの為に費用がかかるので、敷金は変換できないと言われるケースがあります。

 

基本的に畳や、壁紙などの経年劣化、じゅうたんのへこみなどの日常生活での消耗に関しては、貸主が修理するべき範疇のものです。

 

借主がヘビースモーカーで、壁がやにだらけになった、畳に焼け焦げを作った、絵画を飾るため、壁に大きな穴をあけたなどのことがない限り、借主が原状回復をする必要はありません。

 

借主側は通常の生活をしていたにもかかわらず、敷金を返還してもらえない場合には、専門家のアドバイスを受けましょう。

 

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